家計簿で振り返る2013年~家計の破たんを回避するために

年も明け、2013年の収支が確定しました。

 

収入はサラリーマンなので、ほぼ確実に捕捉可能ですが、支出については恥ずかしながらちゃんと管理できていなかったということで、一昨年の10月からスマホのアプリで家計簿をつけ始めました。2013年は丸一年の入力をした初めての年でしたので、その内容を振り返っておきたいと思います。

 

<ルール>

アプリは「かんたん家計簿」を使っています。また、家計簿をつけ続けるコツとして、あまり細かくやり過ぎると続かないということがよく指摘されていますが、私も費目で迷うような場合には適当に入力しています。一方、収支尻を把握したいというのが主目的ですから、一円の使途不明金も許さないとのスタンスで臨んでいます。よほど泥酔していることでもない限り、その点は守れたと思います。

 

<結果>

で、2013年の結果ですが、年間の収支は+1,089円でした。

 

いい大人が一年間生きてきた結果が1,000円…というがっかり感はもちろんありますが、プラスで終われたことに誇りを感じます(笑)

 

もちろん、11月位には年間収支の出来上がりがかなり見えてきていましたので、プラスで終わるように飲み会への参加抑制など色々と調整したんですけどね。で、逆に、12月31日時点では2万円くらいプラスで終われそうな感じだったのですが、2014年の収支を楽にし、自分に便宜を図るべく、電球やトナーなど消耗品を追い込みで購入しました。

 

<支出の分析>

収入はそう簡単には上がらないということで、収支を改善するには支出をどうにかするしかありません。

 

ということで昨年の支出を見てみると、住宅ローン等が支出全体の46%を占めています。高名なFPに見られたら卒倒されそうな数値です。頭金なし、借りるだけ借りるというスタンスでローンを組み、手続きが面倒なので、繰り上げ返済もしてこなかった結果です。最近はメガバンク(一部?)でもネットのみで繰り上げの手続きが可能ということで、まめに繰り上げ返済を行うようにしています。雇用がいつまで安泰化は分かりませんので、ここの支出は落とさずに、繰り上げは継続していこうと思います。

 

ただ、最近は中古住宅の売買もそこそこ盛り上がっているようですので、選択肢を確保するためにも、売った場合にいくらになるのかという情報は入手しておこうと思っています。買った時の業者に見積もりを依頼してみます。戸建て、築8年、夏暑くて冬寒いという住宅がどう評価されるのか…ちょっと怖いですが。

 

次に、昨年度の支出で印象的なのが、食費と医療費(整体等含む)がほぼ同水準かかってしまったことです。生きる上で、食べるのと同じくらい医療が必要ということですね。自らの年齢を感じずにはいられません。業務多忙で腰痛がひどくなり、治療費がかさんだということが主因であったため、再発しなければ今年は減少すると思うのですが、通院中の歯医者さん次第ではどうなるか分かりません。そもそも意図的にコントロールできるものではないわけですが、なんとなく気持ち的に滅入る結果でした。

 

そして年齢を感じざるを得ないという意味では、法事への参加機会が発生してしまい、実家(九州)への交通費や、喪服の買替コスト(昔すごく痩せている時に買った)が発生しています。こちらもコントロール不可能ですが、支出の7%となかなかの規模に達しています。田舎なので、慶弔事にはしっかりとした対応が求められます。

 

<まとめ>

2013年は想定外の支出が結構、多かったため、分析してもあまり有効なソリューションはありません…ただ、年齢相応の問題が読めないタイミングで発生する以上、それに備えて、ある程度の現金を手元に残しながら生きていくことが必要だなと感じました(その意味では住宅ローンの繰り上げ返済をし過ぎるのもリスク)。今まで生きてきてそんなことも知らなかったのかというお叱りもありそうですが、とりあえず、今回こうやって見直せたことはよかったと思います。なお、家計簿の効用として、普段の食費とか身近なレベルの支出にかなり意識が高まり、ムダ遣いをしなくなるという効用がある気がします。上に記載した以外の支出項目(食費等)はかなり抑制されており、我ながら頑張ったなという印象を受ける結果になっています。想定外の支出への備えとして、普段の生活のムダ排除を今後も心がけていきたいと思います。

 

結論:「可視化することはいいことだ。」

 

 

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